毛穴ケア!効率的な洗顔方法やスキンケア情報をご紹介!

鼻のぶつぶつ!スキンケアスペシャリストが対処法を指南

2020/09/04

スキンケアスペシャリスト鼻のぶつぶつ。気になりだすと日に日に増えているような感じがするのではないでしょうか?そして増えるだけではなく、ぶつぶつが濃くなったり膨らんだりしてくると今度は心配になってしまいます。

それに気が付いたあなた!ケアを始めるなら今がチャンスです。肌がトラブルになる前に毛穴ケアをしっかりやって不安を取り除きましょう。

また、最近では、皮膚科医監修のもとに開発されたアイテムなどがあります。あれこれ悩む前に、こうした品のなかから自分に合ったものを選んで早めに、かつ継続的に毛穴ケアするのも得策です。

鼻のぶつぶつと角栓の深い関係

鼻のぶつぶつ

鼻のぶつぶつは、なぜできるのか?

スキンケアスペシャリスト鼻のぶつぶつの原因として、いくつか知られているものがあります。古くなった角栓、濃い産毛、色素沈着などが代表的なものです。このなかで、自宅における毛穴ケアで対応可能なのが、角栓と産毛です。そして、一般的に、鼻のぶつぶつの最も多い原因は「古くなった角栓」によるものです。従って、先ず最初に原因として対処する必要があるのは「古くなった角栓の除去」になります。要するに「鼻のぶつぶつは、なぜできるのか?」その答えは「角栓をためてしまうから」です。

では、除去するためにはどうすればいいのでしょうか?ケアの方針として大切なのは、除去することを考える前に、溜めないことを意識することです。角栓を除去すること自体は、それほど難しいことではありません。ただし除去する方法を間違ってしまうと、その後のケアが余分に必要になります。余分なケアは、肌への負担が大きくなります。

「角栓」ってなに?

角栓について、「多量に分泌した皮脂が毛穴に詰まってしまった状態のもの」と理解している人が多いようですが、これは適切ではありません。確かに、皮脂、汚れ、そして化粧残り、なども角栓には含まれていますが、その主たる成分は、脂ではなくタンパク質なのです。そして、タンパク質の大部分は古くなった角質によるものです。つまり、角栓とは古くなった角質、皮脂、汚れ、化粧残り、などが複合的に入り混じって形成されているものといえます。

毛穴ケアすれば鼻のぶつぶつは予防できる

鼻のぶつぶつの具体的な対処方法

スキンケアスペシャリストここまで来ると、勘のいい人はもうお分かりですね。そうです、鼻のぶつぶつは角栓が原因で、そのケアには先ずは、できた角栓を溜めないこと、つまり放置しないことになります。ただし、上項で説明したように角栓の正体は「タンパク質・脂・汚れ・化粧残り」などの複合物です。これら全ての成分を同時に洗浄し完全に除去することができる魔法の様な洗顔やクレンジング方法はありません。正確な言い方をすると、魔法の方法は存在するのですが、これを実行すると肌に必要な成分も大量に流されてしまい、肌への負担が大きすぎるため現実的ではありません。

また、汚れが良く落ちるようにと考えて、クレンジング剤や洗顔剤などを長時間、顔に放置したままでいる人も見かけますが、これは危険です。そもそも、クレンジングや洗浄を目的としたアイテムは、長時間、顔に放置することを想定していませんのでご注意ください。

現状では、医学的なエビデンスのある商品や、皮膚科専門医監修のもとに開発されたアイテムなどがあります。あれこれ悩む前に、こうした品のなかから自分に合ったものを選んで継続的に毛穴ケアするのが得策です。美穂も、立場上、理論的なアプローチや説明を心がけていますので自分て試した商品で良いものを紹介しています。


これはダメ!間違った対処方法

スキンケアスペシャリスト無理やり、強引に角栓を押し出す!これは、絶対にNGです。押し出す行為自体が、肌への負担が大きく、物理的に肌を傷めることにつながります。また、上述したように使い過ぎ、やり過ぎもNGです。1日に多数回洗顔したり、長時間、クレンジングしたりなどは、そもそも想定外の使い方なので要注意です。

確かに、長めにマッサージ等をしていると、それなりに汚れは落ちるものですが、それに合わせて肌に必要とされる成分まで落ちていることをお忘れなく。

最後にNGな毛穴ケア方法や着意すべき事項を簡単に列挙しておきます。

●冷たすぎる水や熱すぎるお湯でケアしない
●クレンジング剤や洗顔剤を、長時間、肌に触れたまま放置しせず、基本的には1分程度を目安にする。
●角栓を無理やり押し出さない。
●肌をこすっての洗浄は厳禁
●洗顔ブラシやそれに類似した器具の使用はおすすめしない。
●紫外線対策も怠らない
●ケア後は保湿を意識する。
●ターンオーバーを意識して肌の調子を観察しつつ、自分に合ったケアアイテムを探す