毛穴ケア!効率的な洗顔方法やスキンケア情報をご紹介!

鼻の黒ずみ!解消(除去)するための基礎知識

2020/11/02

スキンケアスペシャリスト鼻の黒ずみは、顔の中でも中央部分にあたり、骨格の構造的にも凹凸が激しい部分でもあるため、目立ちやすい部分です。従って、一度、気になり出すと鏡を覗くたびに憂鬱になってしまうものです。「セルフケア(自分でできるケア)で、こうした鼻の黒ずみを解消(除去)したい!」女性であれば誰も抱いている共通の願いです。

しかし、間違った知識で対処してしまうと、更に悪化させてしまう恐れがあり注意が必要です。以下、スキンケアスペシャリストの美穂が、「鼻の黒ずみ」の実態と基本的な事項を紹介します。「えっ、そうだったの?」と感じる部分もあるはずです。これを基に、それぞれの肌質に応じたセルフケアを実践しましょう。



鼻の黒ずみは、他の部分に比べてなぜ気になるのか?

鼻毛穴が目立つ理由

何となく鼻の黒ずみは他の部分よりも目立ったり、気になったりします。実は、これには理由があります。

顔の構造によるもの

鼻の黒ずみが気になるのは、顔の骨格構造が原因のひとつです。鼻は顔の中央部分であり、かつ骨格構造的に凹凸が激しい部分でもあります。従って、鼻の周辺は、そもそも目立つ部分であり、加えて構造上の凹凸が激しいため、光の反射加減等で明暗が分かれやすい部分といえます。

つまり、普通の状態でもコントラストが強い部分であり、黒っぽい部分が更に黒く見えやすくなってしまうのです。

毛穴が多い部分であること

一般的に鼻の周りは毛穴の密度が高い部分です。従って、分泌物が多くなり、その影響で汚れやすくなります。そして、肌の老化に伴い保水力が低下するため、毛穴が変形し、くすんだ状態になりやすい部分でもあります。こうして、汚れやすい、くすしみやすい、その他の諸々が重なって、他の部分よりも鼻の黒ずみが目立ちやすく、気になると考えられます。

鼻の周りは毛穴が多く、汚れが溜まりやすいため黒ずみが目立ちやすい部分となります。また、加齢にともない肌の水分量が低下することで、毛穴の形が変形し黒ずみを感じやすくなるようです。そのような鼻の毛穴の黒ずみをとる方法を3つご紹介します。

鼻の黒ずみの原因になっているもの

スキンケアスペシャリストでは、鼻の黒ずみの原因は何なのでしょうか?これが分からなければ対処しようがありません。一般的にその原因とされているものには3つあります。

最も多いのが角栓の黒化

上項でも説明しましたが、鼻の周りは他の部分に比べて毛穴が密集しています。毛穴には、皮脂を分泌するための皮脂腺が存在します。皮脂は、その分泌量によって様々なトラブルの原因とされ、人によってはネガティブに考えている人も多いようですが、実はとても大切なものなのです。皮膚は、体の最も外側に位置する内臓とも言われていて、皮脂はこうした皮膚を細菌や熱などから守る重要な役目を持っています。

しかし、分泌量や新陳代謝、ターンオーバーなどには個人差があります。また、毛穴には皮脂を含め外気の汚れや、メイク残しなどが詰まりやすいのが実情です。こうして、毛穴に詰まった物質を総称して「角栓」と呼んでいます。この角栓が、長時間、外気等にさらされることによって酸化されると徐々に黒っぽくなります。

産毛が原因の場合もある

産毛は、体全体に生えているものですが、普段の生活では特に気になることはありません。しかし、顔に生えている産毛だけは別です。体質にもよるのですが、産毛自体が黒いケースがあります。髪の毛のように黒いのではなく一般的な産毛と比べると、色素が若干濃いといった程度です。こうした産毛によって、毛穴とその周辺が黒っぽく見えてしまう場合があります。

この場合は、スキンケアによって解決するのではなく、産毛を剃ることで簡単に解決することができます。但し、自分で剃ることはあまりお勧めできません。先ずは、産毛が黒ずみであのかを専門のサロン等で拡大鏡を用いて確認してもらいましょう。できれば、剃ってもらうことができる専門の施設等で施術してもらうのが安全です。稀に色素沈着による黒ずみがありますが、この場合は医師の指導の下に対応するのが得策です。

鼻の黒ずみを取り除く方法

スキンケアスペシャリスト鼻の黒ずみを取り除くためには、毛穴ケアが重要です。毛穴の角栓を放置することなく、酸化して黒くなる前に洗浄することの繰り返しがセルフケアの基本になります。

毛穴のセルフケア(自分でできるケア)について

鼻の黒ずみを防止し、それを取り除くケアの基本は、毛穴の角栓を黒くなる前に取り除くことです。どんなに注意していても角栓は生じます。黒ずむのは、角栓に無頓着でそれを長期間放置してしまうことが原因です。できたばかりの角栓は黒くありません。従って、セルフケアの基本は洗顔(クレンジング)です。但し、洗いすぎ、過剰なクレンジングは禁物です。しっかりとケアを行えば、洗浄は1日1~2回で十分です。

洗顔やクレンジングのやり過ぎは、必然的に肌を乾燥させてしまします。こうなると、更に多くの皮脂が分泌してしまうため、かえって角栓ができやすい肌状態になってしまいます。美穂のオススメは、1日1回入浴時のケアです。お風呂では、毛穴が開いた(緩んだ)状態になるため、洗浄効果も高くなるからです。この時に、自分の肌質にあった洗顔クリームやクレンジング剤を使用して丁寧にケアするのが最も効果的です。

サロンや専門医によるケア

肌にトラブルが生じているのであれば、セルフケアは禁物です。基本的にセルフケアは、肌が良好な状態を保つためのものです。トラブルや疾患を治療するものではありません。また、定期的にサロン等で自分の肌状態をチェックしてもらうことも効果的です。こうしたケアを併用することで、肌の状態を客観的に把握することができ、トラブルの早期発見、早期治療にも間違いなくつながります。

鼻の黒ずみのケアに関する注意事項

角栓を絞り出すのはNG

角栓を無理やり絞り出したり、押し出したりするのはNGです。押し出すことで物理的に角栓を除去することは可能ですが、強制的に押し出したりすると更に皮脂や汚れが溜まりやすくなる恐れがあるため本末転倒のケアといえます。紫外線などにも無防備となるため百害あって一利なしの方法です。

自分の肌質や体質に合った洗顔・クレンジング剤を見つけよう

ケアの目的は、角栓をつくらないことではなく、角栓を放置しないことです。従って、何よりも大切なのは継続毛穴ケアを継続することです。継続には、自分の肌に合った「洗顔・クレンジング剤」を見つけることが必要になります。無添加=無害、ではありません。こればかりは、本人でしか確かめようがありません。

だからこそ、肌状態が良好な時にこそ自分に合ったものを見つけようと意識することが大切です。