毛穴ケア!効率的な洗顔方法やスキンケア情報をご紹介!

効率的に美白と洗顔!市販品を選ぶときに知らないと損すること

2021/11/08

スキンケアスペシャリストスキンケアや毛穴ケアを進める上で、誰もが気になるのが「美白」ですね。「スキンケア」=「美白」と考えてしまっている人も多いのではないでしょうか。

スキンケアで洗顔が大切なのは、繰り返し述べてきていることです。では、美白って何を意識して、どのタイミングで、どのようにケアするのが効率的なのでしょうか。

可能であるなら、毎日行う洗顔で美白ケアが効率的に実施できるのなら最高ですね!ちょっと、欲張りな考え方と思われてしまうかもしれませんが、きちんと美白の仕組みを理解すれば、洗顔で美白ケアは十分に見込めます。

特に、市販品を試すときには知らないと、美白については効果を得ることができません。それでは、損しないための市販品選びについて解説します。

美白効果って?損しないための基礎知識

市販品の選び方

スキンケアスペシャリストまず、冒頭からとても重要な部分を解説します。美白のメカニズムについては、話せば長くなるので後述することにして、美白効果が見込める成分についてお話します。

実は、一定の効果が見込める成分については厚生労働省が明確に指定しています。こうした有効成分が一定量配合されている製品については医薬部外品に指定され、そのパッケージ等には「メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐ」又は「日やけによるしみ・そばかすを防ぐ」と記載することができます。

ただし、成分として認められたからといっても「くすんだ肌を白くするホワイトニング効果」などとしたような表現はNGとされています。

ビタミンC誘導体/プラセンタエキス/ルシノール/アルブチン/コウジ酸/ルムプヤン/マグノリグナン/カモミラET/エラグ酸/リノール酸/トラネキサム酸/4MSK/など

要するに、上記の認められた成分が入っていなければ、どんなにパッケージや容器に、魅力的なキャッチが記載されていたとしても、期待できる効果として根拠がないことになります。

そこで、美穂が注目したいのは以下の議事です。

2015年11月9日に実施された「薬事・食品衛生審議会 化粧品・医薬部外品部会」の議事録には、関東裕美委員(東邦大学医療センター大森病院皮膚科)が以下の発言をしています。興味深いのは、「ビタミンCは美白剤として効果がある」と言っていることです。

ビタミンCはメラノサイトにダイレクトにアタックする訳ではないですけれども、産生抑制をする訳ではないですけれど、美白剤として随分効果があって引用元:2015年11月9日 薬事・食品衛生審議会 化粧品・医薬部外品部会 議事録

美白と市販品(洗顔剤や他のスキンケアアイテム)の選び方について

スキンケアスペシャリストビタミンC自体は単体では安定していません。また、直接そのまま使用しても肌には浸透しにくいものなので、各社ともに独自の工夫をしています。

ビタミンCは、ビタミンC誘導体として、水溶性で肌になじみやすく、浸透しやすいように工夫されています。

美白には一般的に3つのアプローチがあって「メラニン抑制」「メラニン排出」「メラニン還元」とされています。特にビタミンC誘導体の凄い点は、この3つの全てに効果があるとされています。すべてをカバーできるのは、今のところ「ビタミンC誘導体」だけなのです。

要するに、難しいことは抜きにして、何となく洗顔剤などに美白を求めているのなら、手っ取り早いのは、「ビタミンC誘導体」が成分と配合されているアイテムを選ぶことです。

もちろん、それぞれの有効成分には、得意とする効果があるので、それを知っている人は、その成分が配合されたアイテムを選べば良いと思います。しまし、普通の人であれば、細かな成分や効果まで覚えようとはしないはずです。なので、先ずはマルチな活躍が期待できる「ビタミンC誘導体」が入っている市販品を選ぶのが得策だと考えています。